考え方が180度変わったカルチャーショック
この留学プログラムにはフランス・ドイツ・イギリスなどスペインに近い国はもちろんのこと、アメリカやカナダなどいろんな国の人たちが集まっていたのですが、
そこで感じのは『たいして面白くないことを、とにかくみんなよく喋るな!』ということでした。
とくにユーモアのセンスを感じるわけでもないし、特別おもしろいことを喋っているわけでもない。
もちろん面白い発言も出てくるのですが、その口数に比べれば少ない。
とにかく自分が「こう思う」という主張をすごくしているな、と。
欧米の「自分が思っていることを言わないなんてありえない。主張して当然」みたいな環境で育ってきたことが大きく影響してるのかもしれないですが、
ウケる・ウケないはもちろんのこと、自分が言ってることが他人から見て正しいかどうかといったことは気にせず、みんな自分の意見を堂々としゃべっている(しかもマシンガンのようにベラベラと)、、、
というのは僕にとってちょっとしたカルチャーショックでもありました。
とくに僕はその頃口数が少ない人だったので「何か喋るからにはおもしろくなきゃいけない」というような思いが強かったぶん、なおさらショックが大きかったんだと思います。
日本人にもおしゃべりな人は居ますが、それと同じかそれ以上に迫力がある人たちがズラリと揃ってる・・・というイメージでした。
だから会話が盛りあがってるように見えるんですが、先ほども書いたように場の雰囲気や話している人自身の雰囲気などによって笑いがおきてることが多くて、
本当におもしろい発言というのは、その口数ほどには多くないのかなと感じました。
そして、みんながそれだけ喋るなかで自分の個性を主張してキャラを立たせるためには、自分の中では「つまらないし平凡な意見だよなぁ」ということでも構わないからとにかく何かをしゃべる必要がありました。
ふだん黙っていて、たま〜に面白いことを言う人よりは、喋っている内容の多くがつまらなくても(とくに気のきいたユーモアなどを言ってるわけじゃなくても)とりあえず何か言っている人のほうがみんなの印象に残りやすい、という世界だったので。
でも元々口数が少ない僕のような人にとってかなりの自己改造だったのですが、それは日本に帰ってからも「仕事や恋愛などが今までもよりも上手くいくようになった」など、人生全般に大きな影響を与える出来事になったのでした。
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