ドッキリ大成功!?(サラマンカ)
僕らが滞在していた寮に、とても仲良しな日本人2人組が居ました。
と同時に彼らはとても酒飲みで、毎日のように街の中心にでかけてはバルをはしごして回っていまして、
夜の遅い時間に寮への帰り道をフラフラしながら歩いている2人をよく目撃したものでした。
このサラマンカというのはとても治安が良いらしく、そんな無防備な状態で夜にフラフラしてても危険がほとんどないという街なんですが、
その中にただ1箇所「ジプシーに襲われることがあるから注意したほうがいい」という場所があったんです。
そしてその場所は、街の中心から寮へ向かう帰り道の途中にあったのですが、ある日の夜にそのあたりを、やはり酒に酔ってフラフラしながら例の2人が前方を歩いているのを見かけました。
そこでふと「ここであいつらを驚かせたら、面白いことになりそうだな〜」という悪魔のささやき(?)が僕の頭に浮かんだんですが、
「いや、さすがにそれは彼らに悪いだろう」と何となく思いつつも、さっそくアイディアを実行に移しました。
彼らの無防備な様子からして作戦成功は間違い無しだったので、それに対する期待感がおさえきれなかったんですね。
ソロソロソロ〓っと足音を立てないようにして、彼らのすぐ後ろに接近。
そして彼らの耳元あたりで「ゥワァァァァぁぁああ!!!」と思いっきり叫ぶと・・・
見事に作戦成功!
彼らは腰が抜けてしまったのか、逃げ出すことすらできずに、その辺にへたりこんでしまってアタフタしているだけ。
でもじきに声の主が僕であることがわかると「・・・なぁんだ。XXさんじゃないですか!驚いたぁぁぁ〜〜」と、心の底から安心したような表情をしていました。
さらに詳しくその時の心境を聞くと「前からここは危ないと聞いていただけに、『とうとうヤラれたか!』と思ったんです。」とのことでした。
そして、今までの人生に起こったできごとが走馬灯のように頭をかけめぐったんだとか(笑)
もう一人のほうは「死んだフリをすればなんとかなるかと思って、とっさにぶっ倒れてみました」というほど、作戦は大成功!!
というわけで2人には悪かったのですが、とても印象に残る一夜となった出来事でした(^_^;
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