トップページ > スペイン旅行第1回目 > トレドで想定外のできごと多発!

トレドで想定外のできごと多発!

マドリードでの滞在を終え、トレドへ向かう日がやってきました。

観光案内所で下調べしておいたとおりにバスターミナルへ行き、トレド行きのバスに乗車。

電光掲示板などの案内が分かりやすかったのでここまでは割と順調に進み、一時間ほどでトレドに到着したのですが、たいへんなのはこの後でした。


トレドに着いてからまずやろうと思っていたのは宿探しだったんですが、「地球の歩き方」に書かれているとおり、まずはバスターミナルにある(はず)のコインロッカーに大きい荷物を入れてから、身軽なかっこうで出かけるつもりだったんです。

というわけでまずはロッカーを探したのですが、僕のトランクが大きいため、見つけたコインロッカーに収まりませんでした。


ちなみに僕がもっていったのはかなり大きなトランクだったんですが、あれは失敗でした。

キャスター(車輪)つきとはいえ、でこぼこしている石畳とかでは全然キャスターが役に立たないので、宿探しとかをしたりするタイプの海外一人旅には向きません。

一ヶ月かそれ以上の長期海外旅行をするのであれば、やはりバックパックか小型のトランクがオススメだと思います。


さて、いきなり目論見がはずれて「どうしよう??」と途方にくれてしまったのですが、荷物をバスターミナルに置いたまま出かけるわけにはいかないので、仕方なくタクシーをつかまえて、トレド市街へ乗せていってもらうことに。

そして「この重い荷物をもったまま宿探しはできないよなぁ」と思ったので、宿を探すのはあきらめて、地球の歩き方に書いてあったユースホステルの名前をタクシーの運転手に告げました。


ところが運ちゃんは、スペイン語でなにやら言ってきたのですが、その意味がサッパリわかりません。

で、僕がスペイン語を全然理解できないことを彼も察したのか、「仕方ない」というような表情を浮かべつつ車を発車させ、ユースホステルへと連れていってくれました。


でも10分ちょっとくらいで目的地についたのはいいのですが、なんと門が閉まっていて営業していない様子!

どうやら運ちゃんは「cerrado(そこはやってないよ)」と言ってくれていたみたいなんですね。

度重なる想定外のできごとに、しばし呆然としてしまったのですが、仕方が無いのでまたガイドブックから安めの宿(オスタル)を探して「ここにつれてってください」とお願いしたのですが、

内心「タクシー代が高くついちゃったなぁ・・・」などと気落ちしていました。


車はそこからまた数分で、オスタルの前に到着。

そして、宿に入る前に会話帳で「1人なんですが、空き部屋はありますか?」というフレーズを3回くらい練習してから(笑)いざフロントへ。

応対してくれた宿のおばさんに、かなり緊張しながら、練習したフレーズで空き部屋の有無をたずねたところ「空室がある」とのことだったので、そこに宿泊することに決定。

いくつか宿を回ってみたわけでもないのに、結局それと同じかそれ以上に時間のかかる宿探しになってしまいました。


ちなみに「空き部屋はありますか?」というのと「駅はどこですか?」というスペイン語は旅の間に何回も何回も使ったので、これだけは自然と覚えてしまいました(笑)

mixiチェック



スペイン旅行第1回目の、その他のトピック

カテゴリー