バルの基礎知識
バル(Bar)はスペインのいたるところにあります。
Barという言葉からお酒を飲むところを連想するかもしれないですが、朝食・ランチ・ディナーなど食事をする、コーヒーを一杯飲むなど色んな使い方ができるところです。
基本的にメニュー表はなく、カウンターに並んでいる商品を指さして注文するとか、他の人が食べているものを指さして注文するなどします。
カウンター席、テーブル席、外のテーブル席の順番に高くなっていきますが、店によってはテーブル席、外のテーブル席が無いところも。お会計は、お店を出るときにまとめて支払うのが普通です。
スペインのバルにかぎらずヨーロッパ全般に通じることでもありますが、グラスワインやビールが水よりも安いにも関わらず、すごくおいしい!と感じることが多いです。
だから思わずお酒がどんどん進んでいきます。
バルで出てくる小皿料理のことをタパスと言います。
ジャガイモを卵に混ぜて焼いたスペインオムレツ「トルティージャ」をはじめとして、様々な種類があります。
店によって得意な料理が異なるのもおもしろいところなので、ぜひバルをはしごして、色んな味を楽しんでみてください。
今までに行った中でひときわ個性的だったのが、肉が自慢のバルで、タパスの盛り合わせを頼むと、皿一面にソーセージ・ベーコン・生ハムなどの肉が盛られたものが出てきました。
朝昼晩すべてバルでタパスを食べていたという旅人もいます。
朝は毎日、café con leche (カフェオレ)とpan con tomate (トマトペーストとオリーブオイルをフランスパンに塗ったもの)を注文。
ランチとディナーもバルへ行き、毎回違う種類のタパスを2皿ずつ食べるのが習慣だったそうです。
レストランで大皿料理を頼むと食べきれないくらいの量が出てくることがよくありますが、タパスだと女性でも一人で食べきれる量なので安心です。
また、バルの店主との会話が楽しかったという人も居ます。
彼はいろんなバルに行っているうちに、バルの店主には純粋なスペイン人と、南米系の人が居ることがわかってきました。
「おいしい」をスペインでは“bueno(ブエノ)”と言うことが多いけど、南米では“rico(リコ)”と言うのが一般的、といったことを教えてもらえたりなど、店主との会話が楽しかったそうです。
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