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シエスタでは、本当に店が一斉に閉まっちゃう?

スペインにはシエスタという、有名な”昼寝をふくむ、長い昼休み”の習慣があります。

そしてこの時間(午後1時くらいから午後4時くらいまで)は多くの店が閉まってしまう・・・というのは良く聞く話なのですが、実際にはどうなのか?

本当に一斉に店やレストランなどが閉まってしまい、旅行どころでは無くなってしまうのか?


基本的にはマドリードやバルセロナなどの大都市であれば、シエスタの時間帯でも営業しているお店やバル・レストランは多いですから動きが取れなくなる、ということは無いはずです(長い昼休みをとってるところも、中にはあります)。

だからシエスタの時間でも、人通りはけっこうあります。


でも地方都市や小さな街などになると閉まってしまう店が多くなります。

とはいえ中には営業してる商店・レストラン・バルもありますし観光客もけっこう歩いてますから「昼には人っ子ひとり居なくなってガランとしてしまう」という状態には、よほど小さな街とかでない限りならないはずで、

たとえばアンダルシア地方でいうとグラナダ・コルドバ・セビージャといった規模の都市であればシエスタの時間に動きが取れない(人が居なくなるから治安面で不安がある)という事にはならないです。


あと大都市・地方都市にかかわらず観光客向けの施設はシエスタの時間でも開いてる場所は多いはずです。

エル・コルテ・イングレスなどの大きなデパートも、シエスタの影響は無かったように思います。


でも特に夏場のアンダルシア地方の1時〜4時くらいというのは太陽が容赦なく照りつけてきますから、できれば歩き回るよりは宿とかでゆっくりして夕方〜夜のために体力を温存しといたほうが良いです。

しかし短い日程のなかでいろんな都市を回るのであればそうも言ってられないでしょうから、そのへんを考えあわせると


  • シエスタの時間には、美術館やデパートなど室内で楽しめるものを中心に回る。
  • そういうのに興味が無いなら、あるいはそういった場所が閉まってたら街歩きや遺跡めぐりなど、開館日や営業時間の影響を受けにくいことをやる。
  • バルにはいってビールやワインなどを飲みながら休んでるのも、ひとつの手(笑)。

といったあたりを目安にして、観光のプランを立てるとよいかと思います。

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